車なし犬連れ家族必見!EveryGoのすすめ
私たちはサイズとして中型犬にあたるミニチュアアメリカンシェパードを飼っていますが、車を所有していません。どこか遠くへ行きたいときはペット同乗可の車を借りてお出かけをしています。
今回は私たちが色々と調べた結果、最終的に私たちがたどり着いたカーシェアサービス『Every Go』をご紹介したいと思います。
車なし犬連れ家族の悩み
前述の通り、私たちは車を所有していません。家の近くには、ドッグランや大きな公園はあるものの、ハンゼを連れてキャンプに行ったり、他の遠くのドッグランに行ったり、旅行に行く時は車を借りる必要があります。
車を借りるとなると思いつくのが、レンタカー。
実は犬の同乗を許可しているレンタカーは結構存在します。ただし、いずれも様々な条件があり、かつ、犬の同乗なしで借りるときより割高になってしまうケースも多いです。
大手レンタカー各社のルールは以下の通りです。
※2023年2月時点の公式HPの情報を記載しています。規定が変更する可能性もありますので、各社の公式HPから最新情報をご確認いただければと思います。
レンタカー名 (公式HPのペットに関するページへのリンク) | 可否 | 大きさ・体重 | ケージの指定 | 同乗場所 | 車種 |
---|---|---|---|---|---|
日本レンタカー | ○ 事前に予約が必要 | 体重10kg程度まで | (ソフト/ハードは問わず) 70cm × 90cm × 75cm以内 | 車両のラゲッジスペースおよび後部の床 | S-Wクラス・ミニバン・ワゴン、および同型の商業車など |
日産レンタカー | ○ 事前に予約が必要 | 70cm×90cm×75cmのケージに入る大きさ | 70cm×90cm×75cm以内 | ラゲッジスペース、もしくは後部の床に専用シートの上 | P5、PT5、SUV、RH、W、WH、V、Cクラスのみ |
オリックスレンタカー | ○ 事前に予約が必要 | 70cm×90cm×75cm以内のケージ(檻)に入る、体重10Kgまで | 70cm×90cm×75cm以内 | 指定する場所の指定のシートの上 | RV・ミニバンタイプ、ワゴンタイプ |
ニコニコレンタカー | △ 一部店舗ではペットの同乗に対応していないため、直接ご利用店舗への確認が必要 | 特に記載なし | サイズについて特に記載なし | ケージに入れ直接車両へ触れさせないように | 特に記載なし |
トヨタレンタカー | ○ 事前に予約が必要 | 70cm×90cm×75cmのケージに入る大きさで、10kg以下 | 70cm×90cm×75cm以内 | ラゲッジスペース | Wクラス・Vクラス・SUVクラスのみ |
タイムズカーレンタル | ○ 事前に予約が必要 | 70×90×75cm以内のケージに入る、体重10kgまで | 70×90×75cm以内 | トランク | K-0、C-1、S-4、W-2、W-4 |
このように、中型犬以上の犬を飼っているオーナーにとってはなかなか厳しいルールとなっています。
唯一、ニコニコレンタカーが厳しい指定がないのですが、店舗によって独自ルールがありペット同乗を不可としている店舗もあるのが注意点です。
実際私たちの家の近くにはニコニコレンタカーが3店舗ありますが、1店舗のみペット同乗可で、残りはペット不可と小型犬以外のペット同乗が不可と言われました。
レンタカーの他に、カーシェアという選択肢もあります。しかし、カーシェアの場合は、より制限が厳しく、ほぼ全てのサービスでペットの同乗が禁止となっています。
こちらがカーシェア各社の対応のまとめです。
※こちらに関しても、2023年2月時点の公式HPの情報を記載しています。規定が変更する可能性もありますので、各社の公式HPから最新情報をご確認いただければと思います。
カーシェア名 | ペットの同乗可否 |
---|---|
オリックスカーシェア | × |
カレコ | × |
トヨタシェア | × |
タイムズカーシェア | × |
確かに、カーシェアはレンタカーと違い、使用後の清掃が基本的に利用者に任されているので、動物アレルギーなどがある人がいることを考えると、仕方ないかとも思います。
しかし、そんな中、カーシェアでペットの同乗が可能なカーシェアを見つけました!
その名も「EveryGo」
私たちはこのサービスに大変助けられているため、今回紹介したいと思います。
犬同乗可能なカーシェアサービス「EveryGo」とは?
※以下記載する内容は、2023年2月時点の公式HPの情報を記載しています。内容が変更される可能性もありますので、公式HPから最新情報をご確認いただければと思います。
料金形態
料金形態はとてもシンプルで、時間料金と距離料金のみとなります。
入会費、ガソリン代、保険代などはかからないのです。
詳細は、公式HPを確認いただきたいのですが、ご参考までに私たちがこれまでどれくらいの費用かかったのかを紹介します。
利用時間 | 走行距離(km) | 利用金額 |
---|---|---|
29時間59分 | 96km | 11,437円 |
7時間38分 | 54km | 4,998円 |
13時間42分 | 236km | 8,792円 |
利用方法
使い方は、公式HPのわかりやすいこちらの動画をどうぞ
ステーション
公式HPでは、2023年1月18日時点のステーション数は146と記載がありました。
東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、奈良、福岡、福島にステーションがあるようですが、主に東京に多くのステーションがあるみたいです。
以下、公式HP上の2023年1月18日時点の東京近辺のステーションです。
ペット同乗に関する規定
なんてありがたい、、
大きさ・体重 | ケージの指定 | 同乗場所 | 車種 |
---|---|---|---|
特に記載なし | 特に記載なし | ケージに入れて、後部のラゲッジスペース | 指定なし |
EveryGoのいいところ
ワンちゃんの大きさに制限がない
レンタカーを利用しようとする体重制限があることがほとんどなのですが、EveryGoの場合は体重制限などがないため安心して利用することができます。
レンタカー会社各社が使用できるケージのサイズ制限を設けているのはまだ理解できるものの、体重によって車にとってデメリットが増えるとは思えず個人的には納得できないルールだったため、いろんなペットオーナーのことを想定してくれているEveryGoはすごくありがたいサービスだな~と思います。
不必要に大きい車を運転しなくて済む
レンタカー会社各社の比較表でお見せしたように、ほとんどのレンタカーでは、車種の指定がああるためペットを同乗させるためだけにSUVのような車を借りなければいけなくなります。
もちろんレンタル費用も高くつきますし、近場のドッグランなどに行きたいだけの場合はそんな大きな車は借りる必要がない、というのが正直なところでした。
しかし、Every Goではペットを同乗させるにあたっての車種の指定がないため、自身から近いステーションでカーシェアをすることができます。
ガソリン代を払わなくていい
なんとガソリン代は全てEvery Goが負担をしてくれます。車内にはガソリンスタンドの給油カードが置いてあり、そちらを使って支払いができます。
また、200Km以上走行し、満タンで返却すると利用料金が200円OFFになるそうです!
公式HPにも以下のようにお願いの記載がありますが、
少なくとも私たちの経験上、利用を開始したときにガソリンがあと少しで困った、といった経験はないです。
EveryGoでは会員の皆様が快適にご利用いただくために、ご返却の歳に燃料計が半分程度に減っていたら、給油をお願いしております。
Every Go公式HP より
料金が15分単位で設定されている
他のカーシェアのサービスも同様かもしれませんが、EveryGoの場合は料金体系に含まれる時間料金が15分単位で設定されています。そのため、ちょっとした買い物や短時間の予約のときにとても重宝します。
レンタカーの場合、3時間料金の次が6時間と料金体系がざっくりと分けられていることが多いため、本当は6時間も使わないんだけど3時間だと間に合わないから6時間の予約で・・・となることもありました。EveryGoの場合は利用時間が細かく設定できるので、自分の利用時間数を確保しながらも料金を抑えられることがメリットです。
予約時間変更、キャンセルの柔軟性が高い
こちらもカーシェア特有なのかもしれないですが、EveryGoの場合は利用時間の15分前までであれば予約時間の変更やキャンセルを追加手数料なしで行うことができます。
(ただし直前キャンセルを何度も繰り返した場合、予約制限や会員資格の停止などの措置を取られることもあるそうなので、基本的には守るようにしましょう)
ハンゼを連れてお出かけをする場合、ドッグランや公園などアウトドアなアクティビティーをすることが多いため、当日の天気は気にしながら予定を立てています。EveryGoの場合、もともと予定していた日から天候などの理由でキャンセルしよう、となったとしてもキャンセル料を取られないため気軽に利用できるのがとても助かっています。
Every Goの気になるところ、注意点
ステーションが少ない
本当にこれに尽きます。東京の中心部に住んでいる方は、さほど気にならないと思いますが、少し外れるところに住んでいると、ステーションが減ります。
私たちは、電車で30分のところにあるステーションが一番近く、行きは、遠いステーションまで人間だけで車を取りに行き、家に戻ってハンゼをピックアップ、帰りは家でハンゼをドロップして、人間でだけで車を返しに行くとう流れがかなり面倒くさいです・・
他のカレコやタイムズカーシェアなどと比べた場合、まだまだ少ないので、ステーションが今後増えてくれると切に願っています。
清掃は自分で
これは、単純にマナーですが、基本的にケージに入れているだけなので、汚くなりようがないとは思っているのですが、万が一次の利用者が犬アレルギーの方でも大丈夫なように、レンタカーで車を借りる時よりさらに気を遣って臭いや汚れのチェックをして返却を心がける必要があります。
ワンちゃん自身がケージから出ることはないので、どちらかというと人間の服についたわんちゃんの毛の方が注意しないといけないかもです笑
まとめ
Every Goのまわしものかと思われるくらい、ベタ褒めさせていただきましたが、このサービスには大変お世話になっているので、もっと世の中の人に知ってもらい、もっとステーションが増えることを願って、記事にまとめてみました。
犬連れクルマなしでレンタカー問題困っている人、かつ、周辺にステーションがある人ぜひ活用してみてください!
この記事がよかったら「いいね 」をお願いします!