【初めてのパピーを迎え入れる前に】家について対策しておきたかったこと
自己紹介の記事(自己紹介は「HanzeとHis mums(ユウとケイ)の紹介」から)でもお話ししたように、ハンゼはユウとケイにとって人生で初めて飼う犬だったため、迎え入れる前に犬(特に子犬)と過ごすための安全な環境作りについてたくさんリサーチをしました。
多くの記事で、犬視点を取り入れること、例えば、「コードをむき出しにしない」「床に物を置かない」などが書かれており、もちろんそういった対策はできる限り準備したつもりでした。
しかし・・・・
それだけでは足りなかったのです。
今回は、乳歯から生え変わるときのムズムズ期のパピー・ハンゼの餌食になってしまった家具たちなどをご紹介します。
特に初めて犬を迎え入れる方々の中には同じ経験をする方もいるかもしれないので、私たちのように家具の買い直しなどが発生しないように、ご参考までに見ていただければと思います。
歯でガジガジ系
家の壁
角だったのか、食べやすかったのでしょう。目を離したすきに壁をぼりぼり食べてました。
賃貸なのに・・・泣
これだから、敷金を2倍払わされたのかと思い知らされました。
今は壁は食べちゃいけないことを理解したのか、それとももっとハンゼにとって興味のある対象ができたのか、これ以上の被害拡大は今のところはありません。
ソファーの角
ハンゼの生え変わりムズムズ期に一番犠牲になったのがこのソファーの角です。
ハンゼを飼い始める前にイケアでたまたま買った、カバーが別売りされているソファーなのですが、ソファーごと買い替えになる商品を買わなくてよかった・・・と本当に当時の自分に感謝の言葉を述べたいぐらいです。
ガジガジし始めた当時は注意したり、ビターアップルスプレーをかけまくったりしていたのですが、気が付いたらこのザマで諦めの境地に達しました。
今(10ヶ月)はもうこのソファの角に見向きもしないと考えると、やはり当時はとにかく歯が痒かったのだろうと思います。
ダイニングテーブルの脚
これもやはりハンゼのちょうど目線のところにあった、机の脚。
これもパピー期のみに餌食になりました。こういった家具を嚙んだりしていた当時もベネボーンをはじめとした様々なチューイングトイを与えていたのですが、やはりインテリアの魅力には勝てなかったようです。今はベネボーンをあげたら気が狂ったみたいに噛み続けるのに・・・
イケアの木製オットマン
こちらに関しては実はパピー期よりも今(10ヶ月)になってハマってしまったハンゼのいたずらです。
おいしいのか、それとも暇でかまってほしいのか、病みつきになってしまいどうしてもやめさせられず禿げていくのを待つのみの見るも無残な姿になってしまったので、いよいよ捨てることにしました。
木の部分を噛みちぎって、それをぱくぱくするのが好きだったみたいです。
また、ムズムズ期以降のいたずらの原因の一つには、ストレスの可能性もあるとよく聞くので、お散歩を長めに行ったり、いっぱい遊んであげたりするような対策も取れるかと思います。
まだオットマンを食べれることに気づかず、中にすっぽり入ってたあの頃・・・
あぁ、オットマンが綺麗だ
スリッパ・靴下
これは我が家だけでなくどんな家庭でもあるあるだと思う(思いたい)のですが、隙あらばMumsが履いている靴下やスリップを盗んでいきます。
どんなおやつよりも価値があるので、とっておきのおやつでない限り絶対に手放さないのがまた厄介なところ・・・どんなに疲れていても、靴下を脱ぎっぱなしにしたり、洗濯した靴下をそこらへんに置いておくなどということは一切なくなりました。
スリッパや靴下を盗む理由として「飼い主のにおいが好きだから」というのはよく聞きますが、ハンゼの場合は泊まりに来た友人の下着を盗んで嬉しそうにはむはむするスケベ野郎なので、本当に困ったものです。。
爪でほりほり系
床
脱衣所やトイレなど、いわゆる水回りの床はフローリングでない家庭が多いかと思いますが、ハンゼはこういった素材の床が大好きで、掘ったりかじったりしてどんどん床を破壊していきます。
深く掘りすぎたおかげ(?)で床が何層も破壊されてしまい、もはやミルフィーユみたいな見た目になっています。
ソファーの座面
家に遊びに来てくれる友人たちは半笑いで「味のあるヴィンテージ品になったね」と言ってくれます。寝床作りなのか、一心不乱にほりほりし、爪のせいでこのような見た目になってしまいました。
こちらのソファー、先ほども書いたようにカバーが別売りされているのですが、寝床作りはパピー期など関係なくするので、買いなおすタイミングが悩ましいところです・・・
誤飲系
ビー玉
なんでアラサーカップルの家にビー玉があるの?となりそうなので、ビー玉があった背景から軽くお話しします。
当時、しつけの一環で「ガウ缶」というものを導入したばかりでした。
貯金箱などの缶にビー玉を入れて、好ましくない行動をした時に缶を振って音でしつける、といった方法なのですが、買いたての頃に使ったところ激しく振りすぎたのか貯金箱の蓋が開いてしまい、ビー玉を部屋にぶちまけてしまったのです。
なんでも口に咥えることに定評があるハンゼは案の定ビー玉も口に入れてしまい、当時まだMums歴5ヶ月ほどの私たちが焦って追いかけ回してしまった結果、ハンゼがビー玉を飲み込んでしまいました。
そのときは幸い、数日間待ったらうんちと一緒に出てきてくれましたが、初めての誤飲だったので、非常に心配しました・・・
トイレの部品
今度は誤飲第2弾なのですが、ビー玉事件から2週間たたないうちに起きた事件でした。
トイレの部品って何?と思われるかもしれませんが、ボルトの上にかぶせるカバーのようなものが外れかけており、それに興味をもって口に咥えてしまったようです。
そんなものを見つけてくる!?というのが正直な印象なのですが、ビー玉事件を経験したMumsたちはいろんなリサーチをした結果、
「口に咥えてしまったとき、大量におやつをばら撒く」
という方法を取ったのです。
大量におやつをばら撒くと、口に咥えていたものを落として、おやつに一目散に向かっていくというのが魂胆らしいのですが・・・
ハンゼは口に入れた部品を飲み込んだ上に、大量のおやつを食べてしまったのです・・・
体調の変化はなかったので期待も込めて2週間ほど待ってみたのですが、結局うんちと一緒には出てこず内視鏡手術をする結果となりました。(手術代って本当に高いですね・・・)
さて、こんな精神的にも経済的にも紆余曲折を経てMumsが導き出した、飲み込まないでほしい物を口に咥えてしまったときの正解は
「とにかく落ち着いて、追いかけ回さずに、おやつを持って、コマンド(drop it)で自ら口から落としてくれるのを待つ」
です。肝は「追いかけまわさない」ことと「コマンドで落とさせる」ことだと思います。
この事件を機にもう一度犬目線で何か落ちてないか、二人で這いつくばって家中を再確認して以来、手術が必要になるような誤飲は起きていません(心配しなくていいぐらいのサイズのものを食べたりすることはたまにあります)。
まとめ
結論、振り返ると人間の努力次第で防げることばかりだったな、と思います。
「ビターアップルスプレー」などのガジガジ防止スプレーを使ったり、チューイングトイを豊富に準備したりはもちろんのこと、何がよくて何がだめなのかのしつけ・トレーニングを早い段階から一貫して取り組むことが重要だったのかな、と思います。
繰り返さないでほしい行動をしたときはそれを抑止するしつけをひたすら行う、という至ってシンプル(でも意外と難しい)な対応策を取るのが大事だったのかもしれません。
ぜひ、これから初めてのパピーを迎え入れる方もあまり役に立たなかったのかもしれませんが、参考にしてみてください!
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